抹茶の産地として知られる愛知県西尾市で2日、八十八夜に合わせたイベントが開かれ、かすりの着物姿の女性たちが遮光シートに覆われた茶畑で新茶摘みを披露した。
新茶の収穫は大型連休明けから本格的に始まり、5月末まで続く。西尾市茶業組合によると、抹茶の原料となるてん茶の昨年の生産量は、前年より27トン増の364トン。コロナ禍前の水準に近づき、需要減から徐々に回復しつつあるという。
小林晋弥組合長(54)は「人を集めたお茶会もできるようになり、インバウンドにも期待したい。コロナ禍前の水準に戻ってもらえれば」と話す。(長島一浩)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル