線路上に止まった新幹線に5時間 やっと着いた駅で驚きのアナウンス

 大阪に向かうために乗り込んだ東海道新幹線のぞみ231号」。新横浜駅を出て30分ほどしたところで、車内アナウンスが流れた。午後3時前、静岡県に入っていた。

 アナウンスの内容はこうだった。

 愛知県内で激しい雨が降っているため、いったん新富士駅(静岡県富士市)付近で止める――。

 しばらくして止まった場所は、ちょうど新富士駅構内の通過線上だった。激しい雨が窓に打ちつけ、風の音は車内にも響いた。すぐ左側の線路には、「こだま729号」が並ぶようにホームに停車していた。

 ネットで降雨の状況を調べると、愛知県から静岡県にかけて激しい雨量を観測している様子がわかった。

 「しばらくは動かないな」と思い、席で仕事を続けた。

 他の乗客も落ち着いた様子で、仕事をしたり動画を楽しんだりしていた。

 状況が変わったのは、それか…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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