大村秀章・愛知県知事へのリコール署名の偽造事件で、佐賀市内での署名の書き写し作業の際、アルバイトから選ばれた「リーダー役」が進行管理などに携わっていたことがわかった。県警は、大量の署名の偽造を効率的に進めるためだったとみて、詳しい経緯を調べている。
捜査関係者らによると、昨年10月中旬ごろ、運動団体事務局長の田中孝博容疑者(59)の指示で、妻のなおみ容疑者(58)と次男の雅人容疑者(28)=いずれも地方自治法違反(署名偽造)容疑で逮捕=が佐賀県青年会館(佐賀市)に出かけた。雅人容疑者が運転した車には大量の署名用紙が積まれていたという。
作業は田中容疑者から広告関連会社(名古屋市)が請け負った。人材派遣会社がアルバイトを募集する際は「佐賀市で名簿の書き換え作業!!」「未経験者大歓迎!」などと紹介され、注意事項として「行政からのご依頼になる」との文言もあった。
「幹部が佐賀行き」案も
偽造に関与した男性によると…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル