群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」にある朝鮮人追悼碑の設置期間更新を不許可とした県の処分を適法とする原告敗訴判決が最高裁で確定したことに対する原告らの抗議集会が20日、東京都千代田区の参院議員会館であった。角田義一・原告弁護団長は「いま追悼碑を撤去しなければならない理由はない。任意の撤去には応じないし、県が強制撤去するなら実力で阻止する」と述べた。
原告の団体は、碑に刻まれた言葉を冠した「『記憶 反省 そして友好』の追悼碑を守る会」。碑は2004年に建立され、戦時中に動員された朝鮮人労働者を追悼する集会が12年まで碑の前で開かれてきた。
県が14年7月、碑の設置期…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル