羽田空港で昨年11月、塩辛い水が出て3日間断水した問題で、原因を調査していた国土交通省は31日、水質や配水の設備などを調べた報告書をまとめた。混入した異物の内容や経路、メカニズムは、いずれも特定できなかった。混乱を招いた「しょっぱい水」の謎は解けぬまま、調査を終えた。
断水は昨年11月6日に起きた。機体を洗う洗機場から「水道水がしょっぱい」との報告があり、調査のため給水を止めた。水質に異常があった第2ターミナルや洗機場では断水が同月8日まで続き、大半の飲食店が休業。トイレで手洗い用の水が使えなくなり、ペットボトルの水を配った。
国交省は有識者らでつくる検討委員会の助言を受けながら原因を調べ、31日に報告書案が了承された。
報告書によると、目視や職員へ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル