翼持つ平和という名のスタジアム カープと互いに「頑張ろうぜって」

 原爆ドーム平和記念公園から徒歩圏内の広島市中心部に、翼を広げたかのような印象的な屋根のサッカー場がある。

 2月にオープンしたサッカーJ1・サンフレッチェ広島の本拠地で、その名も「エディオンピースウイング広島」。永遠の平和と、夢や希望を持って未来へ羽ばたくという意味が込められている。

【撮影ワンポイント】エディオンピースウイング広島

大空に翼を広げたような大屋根の特徴を出すには、露出設定やレンズ選びなどよりも、天気が重要だ。天気予報と自分の予定とを突き合わせて撮影日を決めた。ちょうど3月末。スタジアム前の桜も満開になったら言うこと無し、といきたいところだったが、そうは問屋が卸さなかった。最も特徴が際立つ場所から、広角レンズで見上げて撮った。(上田潤)

 スタジアムのコンコースでは、壁に描かれたサッカー漫画「キャプテン翼」の主人公・大空翼がこう語っている。

 「どうして人間はいけないとわかっていて戦争を起こすのでしょう」

 「ボクはサッカーで平和を叶…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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