運転開始から40年を超える老朽原発3基の再稼働をめぐり、福井県議会は23日、再稼働を前提として国への要望をまとめた意見書を賛成多数で可決し、再稼働を事実上容認した。杉本達治知事は24日に3基を視察し、近く梶山弘志経済産業相や関西電力の森本孝社長と面談した上で、再稼働を判断する考えを示した。
関電が福井県内で再稼働を目指すのは美浜3号機と高浜1、2号機。地元の美浜町と高浜町は同意を表明しており、この日の県議会の容認で、再稼働に向けた残る手続きは知事同意だけになる。
意見書は、最大会派の県会自…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル