聖火ランナー、東京都内は銀座、渋谷・スクランブル交差点もルートに(産経新聞)

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が、来年3月から始まる五輪の聖火リレーの詳細ルートを明らかにした17日、東京都内のルート詳細やランナーの一部も発表された。両国国技館(墨田区)や銀座(中央区)、渋谷駅前のスクランブル交差点(渋谷区)などがルートとなっており、公募も含む約1200~1300人のランナーが、7月10~24日の15日間で全62市区町村、約240キロを駆け抜ける。

 また、都内のランナーの代表として、全日本リトルリーグ野球選手権大会で今年優勝した「調布リトルリーグ・リトルシニア」のメンバーが発表された。荒木大輔氏、清宮幸太郎選手ら多くのプロ選手を輩出した名門チームで、小針大輝(こばりだいき)主将は都内で開かれた発表会見で、「選ばれたときはびっくりして、日本を代表して区間を走るのはとても誇りに思った。感謝の気持ちを忘れないように走りたい」と力を込めた。

 東京五輪の聖火リレーは、6月にルートの概要が発表されていたが、今回はそれぞれの自治体で出発地と到着地が明らかになった。都内では来年7月10日に、駒沢オリンピック公園中央広場(世田谷区)を出発。前半は主に多摩地域と島嶼(とうしょ)部を回る。「新選組」の故郷とされる「日野宿本陣」(日野市)、日本の滝百選の「払沢の滝」(檜原(ひのはら)村)、ホタル見物ができる平井川(日の出町)、都内最大級のひまわり畑(武蔵村山市)などの名所を聖火が巡る。

 島嶼部については船などで聖火を運搬することが検討されているが、詳細なルートは調整中。

 後半は23区の都市部が中心。両国国技館、国会議事堂(千代田区)、銀座、渋谷駅前のスクランブル交差点などの名所や繁華街を巡り、7月24日の都庁(新宿区)がゴールになる。

 来年2月15日には、羽村市、国分寺市、八王子市で、リレーのリハーサルが実施される。火はつけずに、トーチを持ったダミーのランナーを走らせて、伴走車や警備の確認をする。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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