東京五輪・パラリンピック組織委員会は都内でイベントを開き、五輪聖火リレーのルートやランナーのユニホームなどを発表した。聖火ランナーはIOCや各都道府県、スポンサーなどが推薦する人のほか、一般公募からも選ばれる。大会組織委はこの日、募集概要を発表。希望者は各都道府県実行委員会の募集に加え、聖火リレープレゼンティングパートナーの日本コカ・コーラ、トヨタ自動車、日本生命、NTTの募集にも申し込める。都道府県への複数応募は不可だが、4社には同時に応募できるため、最大で5回のチャンスがある。
走りたい都道府県に何らかの縁があることが条件で、2008年4月1日以前に生まれた人が対象(20年度の中学1年生以上、20年3月1日時点で18歳未満は保護者の同意が必要)。国籍、性別は不問で必要なら介助者のサポートを受けられるが、政治的、宗教的なメッセージを発信する目的での応募は不可。都道府県実行委が7月1日、日本コカ・コーラは6月17日、他の3社は6月24日から募集を開始し、いずれも8月31日が締め切りとなっている。
ランナーは約200メートルの区間を原則1人で走り、参加費は無料(集合場所までの往復交通費や宿泊費は自己負担)。聖火リレー公式アンバサダーで、柔道五輪男子60キロ級3連覇の野村忠宏さんは「みんなが応募できるリレー。(五輪に)関わりたいと思う人は応募してください」と呼びかけた。(谷口 隆俊)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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