今月19日にギリシャで行われる東京オリンピックの聖火引継式について、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が6日夕方、会見を開き、ダンスパフォーマンスをする予定だった140名の子どもたちの派遣を中止することを明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大の影響によるもの。
森会長は「子どもたちの安全を考えた」とした上で、「披露させてあげられなくなったのは断腸の思い。練習の場を見てきたし、なんとかできないだろうかと思ったが、人数を制限するにしても難しかった。総監督のEXILEのHIROさんにも相談したが、彼も分かってくれ、“自分たちからも子どもたちに伝えたい”と言っていた。私もこれから協力できる場面がないか、子どもたちとも話してみたい。山下(康裕)君も“どんなに辛いだろうなあ”と言っていた。彼とも何かできるか探りたい。卒業式や高校野球など、全国で悲しいことが起きている。子どもたちには、悲しいこと、悔しいことを糧に成長していってほしい」と話した。
また、翌20日に航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)で開催される聖火到着式についても、参加予定だった石巻市、東松島市、女川町の子どもたちの参加が取りやめになるという。(ANNニュース)
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