聴衆1200人は25m先 岸田首相が参院補選で演説、厳重な警備で

 岸田文雄首相は14日、参院徳島・高知選挙区の補欠選挙の応援のため高知、徳島両県に入った。4月の衆院補選では遊説中の岸田首相の近くに爆発物が投げ込まれる事件が発生。両県とも厳重な警備態勢が敷かれる中で街頭演説が行われた。

 午後1時ごろ、高知市の中央公園。岸田首相は公明党山口那津男代表と並んで自民党広報車の上に立ち、25メートルほど先にいる聴衆に訴えた。自民党高知県連によると、訪れた聴衆は約1200人。「こんなに物々しい街頭演説は初めて」と驚く人が多かった。

 党県連はこの日、公園内に止めた広報車の周囲40メートル四方を高さ1メートル弱の金属柵で囲んで一般の立ち入りを禁じ、その外側に関係者エリア、さらにその外側に一般エリアを設定。入場者は金属探知機のゲートをくぐり、手荷物検査を受けた。

 公園には目に付くだけで30~40人の制服警官が立ち、さらに多数の私服警官や爆発物を探知する警備犬が会場を固めた。

現職首相の選挙応援街頭演説は10年ぶり

 県警などによると、高知県で…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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