建設業の面白さを児童に伝える催し「こども建設王国」が20日、福岡市東区の福岡高等技術専門校などであり、親子連れなど約4千人がかんな削りをはじめ約20種類の技能を体験した。
【写真】トンネルの壁面に型紙を使って花の絵などを描く参加者たち
業界関係者でつくる一般社団法人「建設職人甲子園九州」が企画。子どもたちはしわが寄らないように壁紙を貼ったり、電動器具でくぎを打ち込んだりする作業に挑戦。職人による棟上げの実演もあった。
昨年に続き参加した同区の小学4年織田樹麒(いつき)君(10)の将来の夢は建築家で「職人さんと建物を造って感動してみたい」。人材難が進む業界を支える芽が一つ育ったようだ。
西日本新聞社
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