福島市の障害者福祉施設の職員2人が上司からパワハラを受けてうつ病になり、休業を余儀なくされたとして、施設を運営する社会福祉法人「しのぶ福祉会」や上司らに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が20日、仙台高裁であった。小林久起裁判長は、一審・福島地裁判決を一部変更し、法人などに慰謝料など計約4200万円の支払いを命じた。
控訴審判決などによると、職員2人はいずれも50代男性で、2018、19年に施設長(73)=現理事長=や上司2人=いずれも現理事=からパワハラを受けた。施設長は、1人が訴えたパワハラの調査の一環で報告書を作成したが、その中で別の1人について特定できる形で、「人件費だけ高くて仕事の能力がない」「本当の金食い虫」といった上司の意見を調査とは関係ないのに掲載し、職員に配った。
「小学生でもいえる」との記載も
また、「将来計画見直し施設…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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