育休経験の男性アナ「焦燥感あった」
番組は2019年4月にスタート。平日の午前6時半~9時半の生放送です。コラボ企画は、午前8時10分~20分の「アサリポ」というコーナーで実現しました。月1回の予定です。「#父親のモヤモヤ」企画記事をもとに、スタジオやリスナーを交えて葛藤を共有していきます。 パーソナリティーは、KBCアナウンサーの小林徹夫さん(49)。長女が生まれた時に2カ月の育休を取ったそうです。パートナーは同じくKBCアナの山崎萌絵さん(29)。3歳児の母親でもあります。 「小林さん、育休を取られましたよね? モヤモヤしましたか?」。コーナーの序盤は、そんな山崎アナの問いかけで始まりました。 小林アナは、2カ月間の育休について「子どもが生まれた時から社会とのつながりがなくなった。言いようのない焦燥感があった。子どもが生まれてどう扱ったらいいのかも、全然分からなかった。隅に追いやられていく感じがあった」と振り返りました。
在宅勤務の父親「時間が細切れに」
初回の放送日は6月18日。紹介された記事は「『仕事と子育て、在宅では両立困難』 外出自粛の生活、模索続く父親」(4月19日配信)でした。新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が広がる一方、休校や休園によって、自宅で仕事と子育てを両立せざるを得ない父親のモヤモヤを描いたものです。仕事を抱える一方で、専業主婦の妻に負担が偏らないように腐心する様子がうかがえました。 記事に登場する男性も電話出演しました。首都圏に住み、不動産会社に勤めるぐでちちさん(@gude_chichi)です。3カ月に及ぶ在宅勤務について、山崎アナに「一番きつかったことは?」と問われると「集中というところ、時間が細切れになってしまうところ」と答えました。 番組の中では、「男は仕事、女は家庭」のような性別による役割分担意識も話題になりました。 ぐでちちさんは、専業主婦の妻、小学生の長女と未就学児の次女の4人暮らし。普段から早い時間に帰宅したり、家事や育児を積極的にシェアしたり、休日は子どもを連れて出かけたりと、夫婦間の公平性が保たれるように心がけています。 日ごろのモヤモヤを問われると「『奥さんが(家事や育児を)やってくれるんじゃないの?』というのは空気として感じる。うちは2人でやっているので、(会社で)急に『今日、残れるよね?』とかなると、いやいや残れませんしとなる」。日ごろ、子どもと買い物に出かけると、周囲からほめられることへの違和感も語りました。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース