能登半島地震の被災民家からミカンを盗んだ疑い、自称大学生を逮捕

 能登半島地震で大きな被害が出た石川県輪島市で、被災した民家に入ってミカンを盗んだとして、県警捜査1課と輪島署は5日、自称大学生の男(21)を住居侵入と窃盗の疑いで逮捕し、発表した。男は調べに対し容疑を認め、「愛知県刈谷市からボランティアのために来た」と話しているという。

 県警によると、男は5日午前8時40分ごろ、輪島市内の民家に入り、ミカン6個(約3千円相当)を盗んだ疑いがある。民家は地震で壊れ、住人が不在だった。民家から出てきた男を近所の人が見つけ、近くにいた警察官に知らせたという。

 被災地では義援金や修繕工事をかたる詐欺など、地震の混乱に乗じた犯罪の通報が相次いでおり、警察が注意を呼びかけている。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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