東京五輪で一躍注目を浴びたのは、新競技のスケートボードだった。
男子ストリートの堀米雄斗(23)ら日本勢3人が金メダルを獲得したから、だけではない
ライバルの演技が成功すれば拍手を送る。
失敗した選手がいれば駆け寄り、抱きしめる。
勝敗を超えた選手たちの一体感は、見るものに強い印象を残した。
五輪で活躍した選手たちも、その名を広く知られるようになった。
女子ストリート金メダリストの西矢椛(もみじ)(14)は今年4月、大手飲料メーカー「伊藤園」とスポンサー契約を結んだ。
ただ、あるスケボー関係者は言う。
東京五輪の開会式から23日で1年がたった。新型コロナウイルスによる史上初の延期、ほぼ無観客での開催という異例の経過をたどった大会は、この国に何を残したのか。
「スポンサーがつきやすかっ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル