新型コロナウイルスに感染した後、強いだるさや熱、呼吸苦などの症状に、長い間苦しむ人がいる。いわゆる「コロナ後遺症」だ。医療機関が対応を始めている。
発熱当時にPCR検査を受けられず、患者と認められなかった人の中にも「後遺症」で苦しむ人がいる。
東京都内に住む女性(29)は毎朝、目が覚めると枕元に何十本もの毛が落ちているのに気づく。全身がだるく、少し外出しただけで息が上がる。数日ごとに微熱が出て、1日のほとんどを寝て過ごす日もある。「7カ月間、ずっとこの生活の繰り返し。もう慣れてすらきた」と自嘲気味に話す。
最初に異変があったのは昨年の7月下旬だった。動悸(どうき)やめまいを感じ、38度台の熱が出た。数日前に訪れた病院で集団感染が発覚。「感染したんだ」と直感した。
当時暮らしていた京都府内の保…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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