政府・与党は18日、臨時国会を10月4日に召集する方針を固めた。会期末は12月10日前後となる見通し。今月11日に発足した第4次安倍晋三再改造内閣が臨む初の国会となり、10月1日の消費税率10%への引き上げに向けた対応や公的年金の財政検証、日米貿易交渉などが論戦の焦点となる。
安倍首相は9月下旬に国連総会に出席するため米ニューヨークを訪れ、その後、ベルギーで開かれる国際会議にも出席する。召集日は首相の外遊日程を考慮した。
会期中の10月22日には天皇陛下が即位を内外に宣明される「即位礼正殿の儀」が行われ、式典の前後は国会が事実上休会となる。11月にも首相の外遊が続く予定で、国会の審議日程は窮屈になりそうだ。
野党は千葉県の広域停電などをもたらした台風15号への対応をめぐり「政府の危機意識が欠如している」(立憲民主党の福山哲郎幹事長)と批判を強めている。新閣僚らの資質についても追及する構えだ。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース