内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策推進室の職員1人が同ウイルスに感染したため、25日中は自宅待機となった同感染症対策担当大臣を兼任する西村康稔経済再生担当相が同日夜、NHKスペシャル「新型コロナウイルス どうなる緊急事態宣言~医療と経済の行方~」(後9・00~10・10)に生出演した。
西村氏は当初、25日に安倍晋三首相との会議のほか、記者会見を開く予定もあったが、出席を取りやめ。26日以降は保健所の指導に沿って対応する。
安倍首相は25日、西村氏が自宅待機になったことに関し「最大限の注意を払うことが求められる。政府として危機管理に万全を期したい」と記者団に述べた。
感染が判明した職員は、西村氏が19日に東大病院(東京都文京区)を視察した際に同行し、2日後の21日に発熱したという。濃厚接触の条件は「感染した人が発症する2日前から」「1メートル程度の距離でマスクをせず15分以上会話すること」などとされ、内閣府は西村氏には該当しないと説明している。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース