自民はおわび、野党は「反省を」 吉川元農水相に有罪、北海道内の声

 農林水産相在任中、鶏卵業者から現金を受け取ったとして収賄罪に問われた元衆院議員の吉川貴盛被告(71)に対して26日、東京地裁で懲役2年6カ月執行猶予4年の判決が言い渡された。吉川元農水相が所属した自民党北海道連はおわびの談話を出し、野党側からは批判の声が出た。

 現金供与疑惑は2020年12月に発覚。吉川元農水相は道連会長も務めていたが議員辞職した。菅義偉前首相と近く、道連内で強い影響力を持ったが、辞職後の道連は路線対立から後任会長が一時空席となる事態になった。

 「政治とカネ」の問題は政治不信を招き、昨年4月の衆院2区補選で自民は候補を擁立せず、議席を野党に譲った。昨秋の総選挙でも同区は野党が勝利した。

 自民道連の伊東良孝会長(衆…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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