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自民党は日本学術会議の在り方を見直す検討会議を開き、学術会議の会長経験者3人からヒアリングを行いました。 大西隆元会長:「国際社会で見た時に日本学術会議のような学者が独立して提言を発するような機関があるということが国の信頼を得るために非常に重要だっていう話をさせて頂きました」
黒川清元会長:「グローバルにはこういうのがあって、横につながっているから信用がある。G8でこんなことできる機関が日本にあるかって話をしたんだけれど」
2時間半にも及んだ会議のなかで元会長らは「学術会議は独立機関として、国際社会にも提言を出せる」などと主張し、その重要性を強調しました。大西元会長は「会員の任命は独立して行われることが重要だ」と指摘したうえで、「会員が国家公務員という身分でなければならないかは議論されるテーマかもしれない」と述べました。これについて、自民党は議論の積み重ねが必要だとして課題を整理し検討していく考えです。学術会議の提言が少ないとの指摘に対しては、元会長らは「発信力を強化したい」と応じました。その他にも会員数や予算の在り方などについても意見が交換されました。自民党は今後、経済界の有識者からのヒアリングなども行い、年内に提言をまとめる方針です。この会議では菅総理大臣が6人の新たな会員を任命拒否したことについて議論はされません。元会長らは取材に対し、「理由なく任命しないことは許されない」などと訴え、菅総理の説明を求めました。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース