自民党総裁選 維新は“菅首相”に期待 揺れる「大阪自民」…そして自民党員らの思いは?(MBSニュース)

“ポスト安倍”を選ぶ自民党の総裁選挙が9月8日に告示され、石破茂元幹事長・菅義偉官房長官・岸田文雄政調会長の3人が立候補しました。菅氏優位が伝えられる中、菅氏との関係を重視する維新が影響力を持つ大阪で、地方票はどうなるのでしょうか。

石破氏「新しい日本をつくる」 菅氏「国難を解決しなければならない」 岸田氏「変えるものは変えていく」

8日午前、自民党党本部に設けられた会場では、石破元幹事長・菅官房長官・岸田政調会長のそれぞれの代理人が推薦人名簿などとともに立候補を届け出ました。9月14日の投開票日に向け、3人による戦いの火ぶたが切られました。出陣式で3人は次のように述べています。 (菅義偉官房長官)
「総理の悔しさ、そうしたものを推察させていただく時に、政治空白をつくることはできない。誰かが出馬してこの国難を解決しなければならない。」 (岸田文雄政調会長)
「徹底した現実主義のもとに国民が何を求めているか、これを判断し、そして勇気をもって変えるものは変えていく。これが保守本流の考え方であったと信じています。今こそ、この自由民主党そして保守本流の考え方、これが国民から求められていると思います。」 (石破茂元幹事長)
「納得と共感、そういうスローガンを掲げました。『そうだな』『わかったよ』そう言ってもらえる納得が政治には必要であります。新しい日本をつくる。そのために全身全霊を尽くしてこの戦いに挑みたい。」

今回の総裁選は、党員・党友投票を省いて国会議員票394票と、各都道府県連に割り当てられた3票計141票の合わせて535票で投票が行われます。国会議員票で、菅氏は党内7派閥のうち5派閥から支持を取り付けて情勢は有利と見られています。巻き返しを図る岸田氏と石破氏が地方票をどこまで取り込めるかが焦点となっています。

若い世代の自民党員は総裁選をどう見る?

一方、この総裁選を複雑な思いで見る自民党員がいます。大阪府連の学生部部長を務める大学院生・安東大器さん(23)です。今回、全国の党員・党友投票を実施しない方法となったことについて、安東さんは… (自民党大阪府連学生部 安東大器さん)
「党員投票になったら、おそらく全国に候補者が来て、直接声を聞く機会がたぶんたくさんあったんだろうなと思うと、やはりちょっと残念な気持ちはあります。表情とか迫力というかオーラを感じたかったな。」 今年度に卒業するという安東さん。次のリーダーに対しては、新型コロナウイルス対策に積極的に対応してくれる人を求めているといいます。 (自民党大阪府連学生部 安東大器さん)
「新型コロナの影響を受けて、就職のことがいわれていたり、奨学金のこととか。未来に希望を抱けるような社会になってほしいという思いがあるので、そういう政治やリーダーをすごく期待したいです。」

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

Japonologie:
Leave a Comment