自然の中で音楽を 日本センチュリー響奏者が大津で独奏

 コロナ禍で自粛が続いていた音楽活動の再開が相次ぐなか、「今、ここに触れたい音楽がある」と題した小規模な演奏会が27、28日、大津市の音楽サロン「ながらの座・座」で開かれる。日本センチュリー交響楽団(大阪府豊中市)の楽団員3人が独奏を披露。コロナ禍と音楽活動の共存する方法を探る。

「今、ここに触れたい音楽がある」公演情報
6月27、28日午後3時から、休憩なし約1時間。参加料2千円。公演後にトークも予定している。問い合わせは主催する「ながらの座・座」(https://nagara-zaza.net/2020/000347.php)まで。

ステージは和室からのぞむ日本庭園

 ながらの座・座は、1645年に園城寺(三井寺)の庫裏として建てられた「旧正蔵坊」とその庭園をホールに見立てた空間。縁側と30平方メートルほどの和室から、日本庭園の広がる舞台を楽しめる。文化財でもあり、2011年から音楽やダンス、トークなどの場として活用されてきた。

 27日はバイオリンの巖埼友美、28日はバストロンボーンの笠野望が登場。兵庫県宝塚市生まれの作曲家、近藤浩平が外出自粛期間中に作曲し、楽譜を無料公開した新曲「いつか夢になるまで~家の中にとどまる音楽家たちのために~」をそれぞれの楽器で披露する。ほかにはバッハの無伴奏曲など。

■「場所にあった楽しみ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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