自然保護系3団体も連名で抗議声明 学術会議問題

 日本学術会議が推薦した会員候補6人が任命されなかった問題で、日本自然保護協会と日本野鳥の会、世界自然保護基金(WWF)ジャパンの3団体が連名で抗議声明を出した。「健全な自然保護の推進の観点からも見過ごすことができない」とし、理由説明と任命拒否の撤回を求めた。

拡大する自然保護系3団体が連名で出した抗議声明の一部

 声明は13日付。日本学術会議が、これまでに気候変動やエネルギー、生物多様性保全など環境分野でもさまざまな提言をしてきたことを指摘。「科学的根拠をもとに活動する自然保護団体はじめ多くの人々に理論的なよりどころを示してきた」と評価した。

 また行政機関が設置する審議会などと異なり「真に独立した立場から提言などを行える機関であるという日本学術会議の独立性こそ重要」と強調した。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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