北海道・知床半島沖で観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故は、23日で4カ月を迎えた。地元の斜里町はこの日、自然体験型レジャー(アクティビティー)での事故を未然に防ぐため、航空安全の専門家などをメンバーとする「知床アクティビティリスク管理体制検討協議会」を設置した。
世界自然遺産・知床を擁する半島では、観光船や自然ガイドツアー、流氷ウォーク、海岸トレッキング、シーカヤック、登山といったアクティビティーが観光産業の基幹となっている。
しかし、自然が相手なだけにリスクは常に伴う。カズワンの事故は安全管理の徹底が急務な現状を突きつけるとともに、知床観光の信頼とブランドを失墜させた。
町によると、協議会の設置目…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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