自衛隊機の緊急発進、昨年度は過去2番目の多さ 最多は対中国

成沢解語

 防衛省は15日、領空侵犯の恐れがある外国機に対する自衛隊機の緊急発進が、昨年度は1004回だったと発表した。統計が残る1958年度以降、過去2番目に多かった。

 同省によると、対象国別で最も多かったのは中国で、緊急発進は722回。前年度の458回から約1・5倍に増え、全体数を押し上げた。ロシア266回(前年度258回)、台湾3回(同0回)と続き、その他の国は計13回(同9回)だった。

 年度別の過去最多は16年度の1168回で、うち中国は851回。当時は戦闘機や爆撃機への対応が多かったが、最近は電波情報を集める情報収集機や、艦艇の動向を探る哨戒機が増え、活動範囲も広がっているという。(成沢解語)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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