自転車の女性に相次ぎひじ打ち容疑 「身を守るためだったが…」

山口啓太

 前方から来た自転車の女性2人に次々とひじ打ちをしたとして、警視庁は、職業不詳の男(32)=東京都杉並区=を傷害と暴行の疑いで逮捕し、2日発表した。男は容疑を認め、「ぶつかってくる自転車から身を守るためにひじを上げるようになったが、最近は相手にぶつけにいくようになっていた」などと話しているという。

 高井戸署によると、男は2月4日午前11時過ぎ、杉並区方南1丁目の環状7号線の歩道を歩いていた際、自転車に乗って前方からきた30代女性の顔にひじ打ちをし、約2週間の打撲を負わせたほか、その2分後にも同様に自転車の30代女性にひじ打ちをした疑いがある。現場は、自転車も通行できる歩道だった。

 被害者の女性の1人が近くの交番に相談。署は防犯カメラの映像などから男を特定したとしており、他に同様の被害がないか調べている。(山口啓太)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment