前田伸也
ブレンド醤油(しょうゆ)の開発や販売を手がける福萬醤油(福岡市)が、イタリア産の黒トリュフと九州醤油をブレンドした、卵かけご飯用の醤油を発売した。
7代目で醤油ソムリエの大浜大地さん(40)が卵料理とトリュフの相性のよさに注目し、トリュフの粉末を醤油と合わせたところ、評判を呼んだ。
香りのよさが売りでもある。それを殺さないように、ご飯に醤油をさっと1周まわし、そこに溶いた卵をかける。ごはんの温かさでトリュフと醤油の香りが立つという。適塩にもこだわりをもつ大浜さんは「香りを求めるあまり、かけ過ぎないようにご注意を」とアドバイスを送る。
卵を原料とするマヨネーズと混ぜ合わせても美味で、鶏肉料理や揚げ物に添えるとよいという。1本100ミリリットル、税込み1296円。問い合わせは福萬醤油(092・718・0588)。(前田伸也)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル