3年ぶりに新型コロナウイルス対策の行動制限がない状況で迎えたゴールデンウィーク終盤の5日、西日本の高速道路や公共交通機関は、休暇を行楽地やふるさとで過ごした人たちのUターンで一時混雑した。
日本道路交通情報センターによると、午後8時半時点で、神戸淡路鳴門道上り線は舞子トンネル(神戸市垂水区)付近で最長27キロ、名神高速下り線は京都東インターチェンジ(京都市)付近で最長17キロ、西名阪道上り線は香芝インターチェンジ(奈良県香芝市)付近で最長9キロ、中国道上り線は宝塚西トンネル(兵庫県宝塚市)付近で最長4キロの渋滞。コロナ禍前の同時期と比べて交通量は少なく、担当者は「今年は6日の平日を挟んで土日を迎えるため、帰宅のタイミングが分散されたのかも」と話した。
JR東海によると、東海道新幹線は「のぞみ」の一部で自由席の乗車率が100%を超えたほかは、目立った混雑はみられなかった。午後4時時点では、6~8日も上下線で空席がある状態だという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル