芝野名人「最年少&最速」3冠なるか、村川十段と対局(日刊スポーツ)

村川大介十段(29)に芝野虎丸名人(20)が挑戦し、タイトル奪取まであと1勝としている、囲碁の第58期十段戦5番勝負第4局が26日午前10時から東京・市ケ谷「日本棋院」で始まった。 先後は事前に決まっており、黒番(先手)は芝野、白番(後手)は村川。3月に2局行って1勝1敗の後、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う緊急事態宣言のため中断。先週17日の再開局を芝野が制した。 芝野は勝てば、十段は初の獲得となる。昨年10月に史上最年少の10代名人として初タイトルを獲得すると、その1カ月後には王座も奪取した。初タイトルから8カ月での3冠は、1976年(昭51)5月に碁聖獲得後、十段、本因坊と奪取した故加藤正夫名誉王座の1年1カ月を上回る「囲碁界最速記録」となる。また、20歳7カ月、プロ入りから5年9カ月での3冠達成は、「史上最年少」「史上最速」。これまでの井山裕太棋聖(本因坊、天元=31)の23歳1カ7月、プロ入りから10年3カ月での記録を大幅に更新する。 それとも、村川がタイトル保持者の意地を見せて2勝2敗のタイに持ち込み、最終局(7月3日、大阪市「関西棋院」)に望みをつなぐか。 持ち時間は各3時間。26日夕方には決着の見込み。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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