苦情1千件 ふるさと納税「日本一」都城に逆風 産地偽装で市長陳謝

 ふるさと納税の寄付受け入れ額全国一位の宮崎県都城市が、返礼品業者の「産地偽装」で対応に追われている。大手ふるさと納税サイトは一時、市のすべての返礼品の掲載を停止し、問題の返礼品を受け取った寄付者らからは、24日午前までに964件の苦情が寄せられた。

 「市のふるさと納税は、かかわった全てのみなさまの努力で全国的に評価を受けてきた」

 24日の定例記者会見。池田宜永市長は深々と頭を下げて陳謝した。

 「1社が、市に対する信用を失墜させる指導を受けたことは、ブランドイメージを大きく損ね、これまで支援いただいたみなさまの思いを踏みにじる行為だと極めて遺憾に思う」

 都城市は牛豚鶏の合計産出額が全国トップ。

特産の肉と焼酎に絞った返礼品でファンを増やし、昨年度の寄付受け入れは195億9300万円。ふるさと納税のメリットを様々な施策に生かしてきた。

 そうした中で今月14日、九…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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