茂木敏充外相は3日夜のBSフジ番組で、今春の実施が延期となった中国の習近平国家主席の国賓としての来日について、日程調整を進めていないことを明らかにした。香港問題や海洋進出の強化などをめぐる中国への批判が高まる中、「具体的な日程調整をする段階にないのは確かだ」と述べた。
茂木氏は、トランプ米大統領が9月への延期を表明した先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)などで、中国への対応や新型コロナウイルス対策などを議論する必要があるとの認識を示し、「G7サミットのほうが(習氏来日より)先に来るのは間違いない」と語った。
日本の対韓輸出管理の厳格化をめぐり、韓国が2日に世界貿易機関(WTO)での紛争解決手続き再開を表明したことについても、WTOの上級委員会が機能不全に陥っている現状を指摘し、「結局、結論は出ない。(韓国は)何を考えているんだろうかなというところもある」と疑問を呈した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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