任期満了に伴う茨城県結城市長選が28日、告示された。届け出順に、新人で元市議の中田松雄氏(72)▽元職の平塚明氏(78)▽新人で司法書士の小林栄氏(63)▽現職の前場文夫氏(76)-の無所属4人が立候補し、現職、元職、新人が入り乱れての激戦が始まった。
少子高齢化への対応や中心市街地活性化、市内の「南北格差」是正、2期8年の前場市政への評価などが争点となる。
中田氏は、東結城駅、小田林駅周辺の住宅地開発による人口増加策や企業誘致などを主張し、中村喜四郎元建設相に近い県議や市議の支援を受け浸透を図る。
平塚氏は市長2期、市議8期の経験を武器に、小中学校での社会人教員の増員や農地の基盤整備などを訴える。現職の前場氏の政治姿勢にも矛先を向ける。
小林氏は、教育・子育て環境の充実や、古い町並みを生かした観光振興策などを掲げる。自民党結城支部長を務めているが、党の公認や推薦は受けずに「しがらみのなさ」を打ち出す。
前場氏は、市内全小中学校の普通教室にエアコンを設置するなど、教育や福祉の充実に努めた実績を強調し、現市政の継続を訴えて3選を目指す。
投票は8月4日に市内20カ所で行われ、午後7時から結城市民情報センター(同市国府町)で即日開票される。7月27日現在の選挙人名簿登録者数は4万2235人。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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