2019年8月、茨城県の高速道路で「あおり運転」を繰り返し、運転手の男性の顔を殴ってけがをさせたとして、逮捕・起訴された男。実は、愛知県内でもあおり運転の疑いが浮上したのです。
2019年8月、茨城県の常磐自動車道で「あおり運転」を繰り返し、車を道路上で停めさせたうえ運転手の男性の顔を数回殴ってけがをさせたとして、逮捕・起訴されていた宮崎文夫容疑者(44)。警察に連行される際、こう声を荒げました。
「今から(警察に)行きますので!自分の意志で!逃げませんし隠れません」(宮崎文夫容疑者)
しかし…。1月9日朝。茨城県・取手警察署で警察車両へと乗り込む宮崎容疑者の様子に、かつてのような振る舞いはなく、終始下を見つめ肩を落として歩いていました。
実は、東海地方でも“あおり運転”の疑いが浮上したのです。
「宮崎容疑者は、高速道路上で蛇行運転や減速などのあおり運転を行ったとみられています」(山本俊太郎記者)
2019年7月、岡崎市の新東名高速下り岡崎東IC付近で、右側車線を走るトラックが左側に進路を変更。すると後ろから追い越してきた白のSUVがトラックの前に割り込むと蛇行運転や急ブレーキを繰り返したといいます。
さらに、手で何らかの合図を送った上、高速道路上にも関わらず停止寸前になるほどの減速行為まで。
その後、愛知県警が捜査を進めると、このSUVの運転手が宮崎容疑者だったことが判明。
1月9日、愛知県警は、宮崎容疑者の身柄を茨城県から愛知県に移送。“あおり運転”をしてトラックを無理やり減速させた、『強要の疑い』で再逮捕しました。
調べに対し、宮崎容疑者は、「厳密に覚えていないけど多分自分がやったことに間違いないと思います」と容疑を認めているということです。
中京テレビNEWS
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