茶褐色の温泉、眼下に青芝のフィールド 試合がない日も魅力の野球場

 地下1300メートルからわき出るモール温泉。「雪肌の湯」と呼ばれ、茶褐色の湯は、ほとんどにおいがしない。

 ふと視線を動かすと、青々とした天然芝が広がっている。

 ホームベースも見える。

【撮影ワンポイント】エスコンフィールドHOKKAIDO

気をつけたのは風呂とグラウンドで明るさが違うこと。まずは、グラウンド側をきれいに写せる露出に合わせた。その後、暗くなる風呂側のモデルにストロボをあてて光を補った。(角野貴之)

 ここは野球場だ。

 札幌市から南東に約20キロ。北海道北広島市の小高い丘の上に、プロ野球日本ハムファイターズの新本拠地「エスコンフィールドHOKKAIDO」はある。

 目玉の一つが「世界初」をうたう球場3階にある天然温泉。ファイターズの選手が使う浴場にも同じ温泉がひかれており、「選手にも好評」(広報担当者)という。その湯を入場客も体験できる。

覆した「試合がない日」のイメージ

 入浴しながらフィールドを一…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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