バチン。愛知県に住む20代の男性は昨年冬、体がはね飛ばされそうな衝撃を経験した。落雷だ。
その日は夜明け前から、職場の同僚2人と愛知県田原市の海岸で釣りを楽しんでいた。出発前の天気予報では小雨が降るとされていた。雷注意報は出ていなかった。
日が昇り始めた頃、海岸線の遠くに黒い雨雲が見えた。遠くでピカリとした光が見えたが、「音は聞こえない。まだ遠くだし大丈夫だろう」と思った。
その「だろう」が甘かった。
高い木の下や軒下は安全なのか、記事の後半では雷から身を守る具体的な方法について、専門家にお話をうかがいました。
音も聞こえなかったのに
カーボン製の釣りざおを海に…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル