テレビ番組のインターネット同時配信を後押しするため、文化審議会著作権分科会のワーキングチーム(WT)は12日、著作権法を改正し、番組で使う著作物などの権利処理手続きを緩和する方向で意見がまとまった。今後、権利者の利益も守る制度について議論を進め、文化庁が来年の通常国会に法改正案を提出する方針だ。
放送局が外部から借りた写真や映像などの著作物を使った番組を流すには、放送・ネット同時配信のいずれについても権利者に利用許諾をもらう必要がある。NHKや民放キー局は同時配信の権利処理が放送までに間に合わず、配信できない例があるなどとして手続きの緩和を望んでいる。
WTは、この日の会合で放送利…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル