藤井七段、無傷の6連勝 名人戦C級1組、青嶋五段破る

【動画】藤井聡太七段が青嶋未来五段に勝利=佐藤圭司撮影

 将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(17)が5日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第78期名人戦・C級1組順位戦(朝日新聞社・毎日新聞社主催)の6回戦で、青嶋未来五段(24)に95手で勝った。一つ上のB級2組への昇級に向け、開幕から無傷の6連勝となった。全10局で、残りは4局。藤井七段は12月3日の7回戦で船江恒平六段(32)と対戦する。

 対局は午前10時に始まり、午後8時24分に終局した。終局後、藤井七段は「(今期順位戦は)残り4局、昇級を目指して頑張りたいと思います」。青嶋五段は「中盤で(藤井七段が)▲3五歩と合わせた手あたりから、良い手を連発されて、そこからはちょっと完璧に指されたな、という感じです」と話した。

 名人戦の予選にあたる順位戦は、上からA級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組の五つのクラスに分かれている。C級1組には、今季は36人の棋士が参戦。6月から来年3月まで1カ月に1局のペースで、それぞれ10局戦い、成績上位2人がB級2組に昇級する。(佐藤圭司)

【▲藤井七段―△青嶋五段戦の終…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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