将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(16)が5日、第32期竜王戦(読売新聞社主催)の決勝トーナメント(本戦)3回戦で久保利明九段(43)に184手で勝ち、広瀬章人(あきひと)竜王(32)への挑戦権獲得まで、あと4勝と迫った。藤井七段の次の竜王戦の対局は23日。豊島(とよしま)将之(まさゆき)名人(29)=王位、棋聖と合わせて三冠=と大阪で対戦する。
大阪市福島区の関西将棋会館で午前10時に始まり、午後11時23分に終局。双方、1手1分未満で指す1分将棋に突入する大熱戦だった。藤井七段は「挑戦とうのは、まだまだ全然意識する段階ではないですけど、次戦は豊島名人と竜王戦の決勝トーナメントの舞台で戦えるということで、私自身、非常に楽しみですし、良い将棋を指せたら、というふうに思います」、久保九段は「難しい将棋だった」と話した。
将棋界に八つあるタイトル戦の…
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment