将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)が3日、第78期将棋名人戦・C級1組順位戦(朝日新聞社・毎日新聞社主催)の4回戦で高橋道雄九段(59)に72手で勝った。B級2組への昇級に向けて、開幕4連勝となった。
高橋九段はタイトル獲得5期の実績を持つベテラン。藤井七段が果敢に攻めて激しい戦いになり、最後は藤井七段が勝ちきった。「無理気味な仕掛けで自信の持てない展開だった。まだまだ先は長いので、目の前の一局に全力を尽くしてやっていければ」と話した。
名人戦につながる順位戦は、五つのクラスに分かれている。下から二つ目のC級1組には、今期36人が参加。それぞれ10局戦い、成績上位2人がB級2組に昇級する。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル