藤井七段「王位リーグ入り目指して一生懸命指せれば」

【動画】藤井聡太七段、王位戦の予選で出口四段に勝利=佐藤圭司撮影

 将棋の藤井聡太七段(17)と出口若武四段(24)が12月17日、大阪市福島区の関西将棋会館での第61期王位戦の予選で、熱戦を繰り広げた。

 2人の対局は、2018年10月の第49期新人王戦の決勝三番勝負以来。その時は藤井七段が2連勝して新人王に輝いたが、出口四段はまだ「三段」で棋士になる前だった。

 今回の対局では、藤井七段が出口四段を破って王位リーグ入りまであと1勝となった。終局直後、報道陣のインタビューに応じた2人の主なやりとりは次の通り。

 ――藤井七段は昼食休憩後に1時間以上、長考して、▲9三角という意外な手を指され、以後、有利に展開されたように見えた。そのあたりを踏まえて、一局の感想を。

 藤井「非常に複雑で難しい将棋かなあと思ってたんですけど、本譜の展開は(敵陣に打った角を成って)馬を作って、手厚い形にすることができたかなあ、というふうに思います」

 ――出口四段とは新人王戦以来の対局だった。印象は?

 藤井「出口四段は鋭い将棋とい…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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