藤井四冠は「三英傑全てに重なる」 地元講談師から見たその魅力

 藤井聡太三冠(19)が豊島将之前竜王から竜王を奪取し、史上最年少で四冠を達成した。

 2017年から創作講談「藤井聡太物語」を口演してきた地元講談師・旭堂鱗林(きょくどうりんりん)さんは藤井四冠の魅力について「三英傑全てに重なる」と話す。その理由を聞いた。

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 藤井先生の地元・瀬戸でラジオ番組を持っていてスタッフに「藤井先生をテーマに講談をつくってみたら」と言われたのがきっかけで2017年から創作しています。今では月に10回くらいは高座にかけています。お客さんからもリクエストされますし、メインでやる演目になりました。

 地元の方に将棋を教えてもらい対局のスリリングな様子も入れますし、藤井先生の冷静な姿、対局される方の姿といった人間模様も話せる。

 私の場合は、瀬戸市で応援し…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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