藤井聡太七段「タイトル戦は最高の舞台」一問一答(日刊スポーツ)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が4日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第91期棋聖戦挑戦者決定戦で永瀬拓矢2冠(27)を破り、最年少タイトル挑戦を決めた。8日に開幕する棋聖戦5番勝負で渡辺明棋聖(36)と対戦する。

【写真】対局する藤井聡太七段と永瀬拓矢2冠

終局後、記者会見を行った。新型コロナウイルスの感染防止のため、リモート会見となった。

以下は記者会見での藤井聡太七段との主な一問一答

-改めて、タイトル挑戦を決めた心境は

藤井 きょうは挑戦を意識せず、盤上に集中しようと思い、臨んだ。

-これまで多くの最年少記録を作ってきた。タイトル戦最年少という記録について

藤井 これまでタイトル戦の舞台まで行けなかった。1つ達成ができた。1つ前に進めた。

-新型コロナウイルスの感染拡大で、この2カ月、強くなって手応えは

藤井 2カ月、対局が空いた期間は、しっかりと自分の将棋に向き合うことができたと感じています。

-棋士人生の長期プランの中、初のタイトル挑戦の位置付けは

藤井 タイトル戦は番勝負。トップ棋士の方とじっくり戦うことができる。番勝負を通して、成長したいなという思いはあります。

-デビューから3年半でのタイトル初挑戦のついて

藤井 プロになってからそんなにたつのかという気もします(笑い)。今回、得た機会をしっかり生かしたい。

-タイトル戦はどのような存在

藤井 タイトル戦は最高の舞台の印象がある。

-率直にどう受け止めているか

藤井 非常にうれしい。最高の舞台にふさわしい将棋を指したい。

-新型コロナウイルスの影響で、最年少記録更新がなくなる可能性があった

藤井 自分としては意識はしていなかった。過密な日程なのでコンディションが課題だなと思っていた。

-ファンに一言

藤井 非常に難しい将棋でしたが、挑戦できるのはうれしく思っています。5番勝負でも最善を尽くしたい。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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