藤井聡太七段が勝利、挑戦権獲得まであと3勝 棋聖戦

 将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(17)が29日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第91期ヒューリック杯棋聖戦(産経新聞社主催)の決勝トーナメントの初戦で、斎藤慎太郎八段(26)に93手で勝った。渡辺明棋聖(35)=棋王、王将と合わせて三冠=への挑戦権獲得まで、あと3勝となった。藤井七段が棋聖戦で挑戦者になれば、将棋界のタイトル挑戦の最年少記録(17歳10カ月)を更新する可能性がある。

 棋聖戦での次の対戦相手は、行方(なめかた)尚史(ひさし)九段(46)と菅井竜也(たつや)八段(27)の勝者。

 将棋のタイトル挑戦のこれまでの最年少記録は、屋敷伸之九段(48)が四段時代の1989年12月に第55期棋聖戦で挑戦した際の17歳10カ月24日。

 棋聖戦は例年、6~8月に五番…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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