第5期叡王戦段位別予選七段戦2回戦、藤井聡太七段(17)と村山慈明七段(35)戦が29日、関西将棋会館で行われた。
【写真】対局中、舞台に上がった子どもに顔をのぞき込まれる藤井聡太
藤井にとっては同棋戦の初戦となり、3期連続の本戦トーナメント(T)出場を目指す。
前期、藤井は本戦T1回戦で斎藤慎太郎王座(26)に敗れた。本戦Tには七段からの出場枠は3人。
振り駒の結果、藤井が後手に決まった。午後7時、お互いに深々と一礼し、ナイター対局がスタートした。村山は飛車先の歩を突いた。藤井はいつものようにお茶を一口すすり、飛車先の歩を突いた。両者は初手合い。
先手、後手を決める「振り駒」は徳島県警OBの原田隆博さん(62)が務めた。叡王戦の運営費を募るクラウドファンディングに寄付し、権利を得た。藤井ファンでアマチュア初段の原田さんは「緊張しました。無事に役目を果たすことができてよかった」と笑顔で話した。
持ち時間は各1時間。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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