藤井聡太七段の和服姿を大舞台で…次の機会に期待(日刊スポーツ)

<とっておきメモ>

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が4日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第91期棋聖戦挑戦者決定戦で永瀬拓矢2冠(27)を破り、最年少タイトル挑戦を決めた。

【写真】第91期棋聖戦挑戦者決定戦で対局する藤井聡太七段、永瀬拓矢2冠

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このタイミングではないと思った。昨年8月、福岡市でのJT日本シリーズ。和服姿の藤井が、三浦弘行九段と対局していた。師匠の杉本昌隆八段からプレゼントされた。その4カ月ほど前、都内のホテルで開催された平成時代の将棋界を振り返る公開イベントで、和服姿を初めて披露した。「次は大きな舞台で袖を通したい」とのコメントを得た。タイトルに挑戦する時だと判断した。

チャンスは王将戦で訪れたかに思えた。挑決リーグ最終局の昨年11月、「夏物に次いで、冬物も贈らないとだめですか。彼の方が稼いでいるから、自前であつらえてもらいましょう」。師匠は笑っていたが、広瀬章人竜王に敗れて逃した。

7カ月経過して、今度はコロナ。着付けに介添えが必要だと厳しいだろう。マスク着用もそぐわない。和服姿を見たい気はするが、次の機会に期待しよう。【赤塚辰浩】

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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