将棋の高校生棋士、藤井聡太二冠(18)=王位、棋聖=が5日、第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ戦(通称・王将リーグ)で、豊島将之竜王(30)=叡王とあわせ二冠=に171手で敗れた。藤井二冠は公式戦で豊島竜王に0勝6敗となった。終局後、豊島竜王は「(藤井二冠は)成長されているので、これから(自分が)厳しくなってくると思います」、藤井二冠は「やはり実力が足りないのかなと思います」と話した。
本局は大阪市福島区の関西将棋会館で午前10時に始まり、午後8時56分に終局した。藤井二冠が快調に攻め、リードを奪ったが、豊島竜王が徹底的に粘り、逆転勝ちした。本局の結果、今期王将リーグでの成績は豊島竜王2勝0敗、藤井二冠0勝2敗と明暗が分かれた。終局後、豊島竜王は「最後の方は(自玉が)寄せられたら仕方が無いかなと思っていた」と熱戦を振り返った。藤井二冠は「(王将リーグは出だし2連敗で)結構厳しいスコアになってしまいましたけど頑張りたいと思います」と話した。
王将リーグは7人の棋士が総当…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル