将棋の藤井聡太二冠(18)が挑戦し、史上最年少での二冠を達成した第61期王位戦七番勝負(新聞三社連合主催)の「封じ手」が14日、インターネットのオークションで出品された。売上金は、7月の九州豪雨の被災地への支援活動に使われるという。
封じ手は2日制の対局で行われるもので、1日目の夕方に中断する際、一方の対局者が「次の一手」を用紙に記し、封筒に入れて一晩保管する。対局場などに記念品として贈られることが多い。
7~8月に行われた今年の王位戦七番勝負では、7月の九州豪雨を受け、前王位の木村一基九段(47)が封じ手をチャリティーに出すことを提案。日本将棋連盟が、第2~4局の封じ手をオークションサイト「ヤフオク!」に出品した。14日時点で、三つの封じ手にいずれも500万円を超す入札が相次いだ。一時は、1千万円を超える入札もあった。(村瀬信也)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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