史上最年少のタイトル獲得と八段昇段を果たした藤井聡太二冠=棋聖と王位=の活躍が話題です。藤井二冠を少年時代から温かく見守ってきた姉弟子の室田伊緒女流二段が、自分が将棋を覚えた時のことをつづりました。そして、「将棋を始めてみませんか?」と誘います。
将棋を始めるきっかけから初段になるまでのことを書きます。
小学五年生の秋、初めて将棋を指しました。それまでは弟の習い事に迎えに行くだけ、お姉ちゃんも一緒に将棋をしようと誘われても、難しそうだからと断っていました。ルール自体はテレビゲーム機の将棋ソフトでふんわりと知っている程度。細かいルールはわからず、王様を取ったら勝ち、くらいの認識です。しかしながら、こどもは覚えようと思っていなくても覚えるものですね。ゲームで適当に動かすだけで自然と駒の動かし方を覚えている頭の柔らかさ。
室田伊緒(むろた・いお) 1989年生まれ、愛知県春日井市育ち。大阪府在住。2005年、16歳で女流棋士デビュー。現在、日本将棋連盟女流棋士会の副会長。好きなアーティストはロックバンド「GLAY」。
動かすことができるだけという…
2種類
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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