虐待防止法の改正を 署名訴え 性被害告白の元ジャニーズJr.会見

 ジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川氏(2019年死去)から性被害を受けたことを明らかにしているダンサーで俳優の橋田康さん(37)が26日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見した。喜多川氏からの性被害を実名で告白している元ジャニーズJr.4人が発起人になり、児童虐待防止法改正に向けた署名活動を始めると語った。同日から署名を開始した。

 性被害について実名で顔を出して会見をした元Jr.は、4月12日のカウアン・オカモトさん(27)に次いで2人目。

 橋田さんは1998年、12歳のときにテレビのオーディション番組に参加することでJr.の活動を始めた。1年ほどして地方公演の際に泊まったホテルで、喜多川氏から口淫(こういん)されたという。

実名顔出しでジャニー喜多川氏からの性暴力について会見した橋田康さん(37)はこの日、「今後のビジョンとしてお伝えしたいことが2点ある」として、児童虐待防止法の改正に向けた署名活動の開始と、元Jr.たちからの連絡・相談窓口をつくることを明らかにしました。橋田さんは誹謗中傷を受けながらも発信し続ける思いを朝日新聞の単独インタビューで語っています。関連リンクをご覧ください。また、記事の後半には、記者会見での主なやりとりを掲載しています。

 夜、寝ていると、部屋に入っ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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